お客様よりご質問の多い事例をまとめてみました。
当社サービスなどについて疑問・ご質問などございましたら、お気軽にお問い合せください。
それぞれ、素材によって次のような理由があります。
【綿、麻、絹などの場合】
これらの糸は水の中では膨らみ糸が太くなる為、それと交差する糸がその分大きく波打ち、その結果 生地が縮むことになります。またニットや布地は引張られた状態で製品化されていることがおおいため、元に戻ろうとして縮みます。ところが、ドライクリーニング溶剤中では糸が膨らみませんので、このような縮みは起こりません。
羊毛の繊維は、私たちの髪の毛のキューティクルと同じようにウロコ状になっています。水の中では羊毛繊維が膨らみウロコがひらき、その状態で、もまれると繊維がからみあって徐々に目がつまって縮んでしまいます。これをフェルト収縮(縮絨)といいます。
ところが、ドライクリーニング溶剤中ではウロコがひらきませんので、このような縮みは起こりません。